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LIVE REPORT

勝負の行方は公演当日まで予測不能!?
舞台版『私のホストちゃん』10月上演!


 
 

 来場者が出演キャストに“貢ぐ”ことで、その日のNo.1が決まり、エンディングが変わる、前代未聞の観客参加型舞台!
 50万人を超すユーザーに支持された人気モバイルゲームを原作に、2011年にテレビ朝日で放送され、6ヵ月の密着取材というドキュメンタリースタイルで好評を博したドラマ『私のホストちゃん』。その舞台化が決定し、製作発表会が6月6日に都内のクラブで行われたが、そこで発表されたのは驚くべき“ランキングシステム”だった。

 この日の登壇者はホスト役の14名を含む、なんと全19名というゴージャスなもの。まばゆいスーツに身を包んだ面々に目を奪われる一方、演出・構成を担当したドラマ版に続いて総合プロデューサーを務める鈴木おさむ氏の口からは、実にシビアなプランが飛び出した。

「チケットやグッズを購入すると“ラブ”と呼ばれるポイントが貰えます。これを携帯/スマホから投票できるので、お気に入りを指名するも良し、裏切って指名以外のホストにポイントを貢いでも良し。その結果によってNo.1が変わるから、裕典くんがセンターでない舞台が出て来るかもしれません。ランキングは事前に確認できるので、観に行くまでも十分楽しめますし、女性が楽しんで参加できる、いわば“大人のディズニーランド”ですね」

 獲得ポイントによって、毎公演ランキングは変動。その結果ストーリーが変わり、観客のほうは“ラブ”を使って指名やシャンパンタワーのプレゼント等、ホストクラブの疑似体験ができるわけだ。また、最も多くのポイントを“貢いだ”観客は、指名ホストから実際に接客を受けられるチャンスもあるという。

「客席前方にはV.I.P.シートを設けて劇中でホストが挨拶に訪れたり、かなり面白い舞台になると思います」(鈴木)

 キャストとオーディエンスが共にNo.1を目指して熾烈なバトルを繰り広げる、そんな型破りすぎるシステムに、新人ホスト・霧都を演じる主演の山本裕典も戦々恐々。

「今までの主演舞台では、そこにいれば周りのみんなが盛り立ててくれたけど、今回はそうではないということなので……。まだ稽古も入っていないのに、毎日5番くらいになってる変な夢を見るんですよ。なのでマスコミ各社の方々、僕に貢いでもらえるように宣伝よろしくお願いします!」

 と、これまた前代未聞の挨拶をすれば、彼のライバルとなる影規役の松下優也は意欲満々。

「意気込みは誰より派手な、このゼブラ柄の衣装に表れてます。霧都のライバル役ですので、山本さんに公演当日までドキドキしてもらえるくらいのライバルになれるよう、このスーツが似合うようなソウルフルなホストを演じたいと思います」

 と、兵庫県出身の地の利を活かして、関西弁のイントネーションで話すあたり、既に役になり切っているようだ。

 そう。今回、ドラマ版と比べての大きな変更点が、物語の舞台であり霧都も所属する歌舞伎町の“クラブバニラ”に対し、大阪から“ビビッド”なるホストクラブが乗り込んでくるということ。脚本を担当する劇団「拙者ムニエル」主宰の村上大樹いわく「東京VS大阪という構図をベースに、ホストたちの熱い戦いをバカバカしく、歌やダンスも交えながら煌びやかに描いていきたい」とのことで、そのクラブビビッドを率いるホストが影規なのだ。

 とはいえ、その関西弁がビビッド側のキャストにとっては難関のようで、所属ホストの一人を演じる吉村卓也は「広島出身なので関西弁がすごく不安なんですけど、一生懸命頑張ります」とコメント。クラブビビッドのオーナー・藤山役のダイアモンド☆ユカイも「ホストのファッションはロックが作ったようなもの。結局、俺が作ったようなもの。だから二つ返事でOKした」と豪語しながら、「大阪弁、ちょっと練習してみたら外人の片言みたいになっちゃった」と不安げ。一方、数々の武勇伝を持つ伝説のホスト・木月役の貴水博之は「ユカイさんは音楽業界の大先輩なんですけど、舞台上では遠慮なくいかせていただきたい。若いホスト役のみんなのパワーを貰いながら、舞台上で気持ちをピリッとさせられるような存在になれたら」と抱負を語った。

 また、ドラマ版で活躍したキャスト陣も、もちろん引き続き参加。最後までNo.1をキープしていた一匹狼の隼人を演じる五十嵐麻朝が「舞台でもNo1目指します!」と意気込めば、隼人にNo.1を奪われたオラオラ系ホスト・蓮役の塩川渉は「この機会に奪い返せるように頑張りたい」と、早くも火花を散らす。まさに十人十色、百花繚乱のホスト陣だが、こと、キャラの“濃さ”にかけてはクラブバニラのオーナー・甘王の右に出るものはいまい。ドラマと同じく、顔出しNGの黒目線を装着して登場したオキャディー……いや、甘王は、マイクを渡されるなり「今日は甘王のために集まってくれてありがとうございます! 思う存分暴れたいと思いますんで、楽しみにしててください!」と前のめり200%。さらに「(ドラマ出演の際に)いろんなホストクラブに遊びに行かしてもらって、みんなカッコいい名前ついてるけど、甘王という名前が一番カッコいいなと認識できた。この名前をこの舞台通してどんどん広めていきたい」とブチ上げてくれたので、舞台での活躍に期待したい。

 その後の囲み取材では「13公演中、何勝したいか?」との問いに、「できれば13勝したいですけど……7:6で勝ちたいです」(山本)、「山本くんが全勝じゃ、観てる方も面白くないと思うんで、5勝くらいはしたい。(オーナー役のダイアモンド☆ユカイに「小せえな! もっと勝てよ!」と煽られて)じゃあ、3敗したあとの10勝で!」(松下)と、センターの二人が競い合うシーンも。一方で「自分が女性なら誰を指名する?」との質問には、お互いを指名。「白のスーツは選ばれたホストしか着れない」という鈴木の言葉を受け、「(山本くんが)全身白の衣装に似合う、どれくらい素敵なおもてなしをしてくれるのかが楽しみ」と答える松下に、山本も「(松下くんは)大人っぽく見えるんですけど、僕より3つくらい若いんですよ。大人っぽい男性、いいですよね」と返して、早くも息はピッタリのようだ。

 そんな二人に対し、鈴木も「この舞台、ネームバリューだけで勝ち抜けるものではない。毎公演1幕終了時の休憩まで投票できるんで、土壇場の大逆転もあるかも。ここにいる二人も油断できない」と釘を刺す。「僕ほどホストクラブに通って研究した人はいないんじゃないかと思う」という鈴木が、「大人が忘れているスポ根的なノリ、今の若い人に失われている縦社会のノリが一番大切にされているところ。そして、売り上げという一番残酷で一番わかりやすいもので戦っているところに、大人の青春が見える」と語る、ホストクラブの世界。だとすれば、これほど華々しい青春モノもない。忘れてしまった熱とトキメキを取り戻しに、ぜひ貴女も新たなる世界への扉を開いてみては?
 

(取材・文/清水素子)

【あらすじ】
ドラマ版「私のホストちゃん」の舞台、クラブバニラに新人ホスト・霧都(山本裕典)がやってくるところから物語は始まる。
霧都がホストのイロハを学んでいく中、歌舞伎町を揺るがす大事件が巻き起こる。大阪ミナミの人気クラブ「ビビッド」が歌舞伎町に移転してくるという! そしてビビッドのナンバー1に君臨していたのは、以前バニラを追い出されたホスト・影規(松下優也)であった……。より女心を掴む店はどっちだ!? こうして東京VS大阪のバトルが幕を開く!
舞台版では、ホストクラブの指名制度を大胆に取り入れたポイントシステム『ホスモバ』や出演ホストの人気ランキングによってエンディングが日替わりで異なるマルチエンディングなど、数々の仕掛けでホストちゃんの世界観を作り上げていきます。

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【公演概要】
舞台「私のホストちゃん」
2013年10月25日(金)~11月4日(月・祝)
東京・青山劇場

【総合プロデュース】鈴木おさむ
【脚本・演出】村上大樹

【キャスト】
山本裕典
松下優也
吉村卓也
上鶴徹
久保田秀敏
松本寛也

五十嵐麻朝
平田裕一郎
塩川渉
鶏冠井孝介
長濱慎
向山毅
廣瀬智紀
町田宏器

貴水博之

ダイアモンド☆ユカイ

オキャディー(甘王)
二瓶拓也
佐藤友祐

池谷のぶえ
香寿たつき

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【TICKET】
◆全席指定
【V.I.P.シート】15,000円(税込)
 *客席前方ブロック
 *プレミアムグッズ(非売品)付
 *記念ラミネートパス付
 *V.I.P.専用優先入場、優先グッズ購入列有り
★劇中、ホストたちがV.I.P.エリアにご挨拶に伺うなど、臨場感溢れる演出を間近でご堪能いただけます
【ゴージャスシート】8,500円(税込)
【カジュアルシート】6,800円(税込)※客席2階後方列

◆チケット一般発売日:7月20日(土)

◆お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10~19時)

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【NEWS!!】
◆モバイル出張営業所「ホスモバ」稼働中!!
舞台「私のホストちゃん」をより楽しんでいただくことを目的に
開発された携帯サービス、モバイル出張営業所「ホスモバ」がオープン!
舞台のチケット購入者を対象に、自分のお気に入りのホストちゃんを指名し、
ラブ(ポイント)を貰ってお気に入りのホストに貢ごう!
詳細はこちらまで >> http://www.hostchan.jp/hosmoba.html

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◆舞台「私のホストちゃん」オフィシャルホームページ
http://www.hostchan.jp/