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LIVE REPORT

海外アーティスト史上初の日本6大ドームツアー
全国77万人以上を動員する大成功で終了!!

11月16日、埼玉・西武ドームからスタートし、大阪・京セラドーム、福岡・ヤフオク!ドーム、愛知・ナゴヤドーム、東京・東京ドーム、北海道・札幌ドームと6都市16公演、総計77万1000人を動員した『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014』。そのファイナル公演が2014年1月13日、大阪・京セラドームにて開催され、超満員の観客とともに終始、会場は熱狂の渦となった。
 
オープニングアクトに、同事務所に所属する後輩の5人組ボーイズ・グループWINNERが登場し、新人でありながらも堂々としたパフォーマンスを見せたあと、荘厳なSEが流れ、湧き上がる5万人の歓声と高揚感に包まれる中、幻想的なピアノのイントロが鳴り響くと、ステージ上空から赤いチェックの衣装を着たBIGBANGのメンバーが登場! ゆっくりリフトが下降していく中、どんどん大きくなる歓声に迎えられ、「Haru Haru -Japanese Version-」を披露。そのまま2曲目の「BLUE」へと続き、5人は切なさあふれる情景を1つ1つ丁寧に歌声で描き上げていき、V.Iが「みなさんお願いします」と呼びかけると、メンバーはマイクを客席に向け、5万人の大合唱が鮮やかな色彩を加えた。そして、「BAD BOY」の心地よいグルーヴで、場内が温かな空間へと構築されていくと、5人はメインステージから花道へとダンスを繰り広げながら移動し、隅々まで埋め尽くされた客席を見渡しながら、挨拶をした。
「Hey! What’s Up 大阪~! G-DRAGONです。よろしくね!」(G-DRAGON)「大阪、元気やな? V.Iです」(V.I)「大阪! 今日1日楽しむ準備はできましたか? D-LITEです」(D-LITE)「大阪ドームのみなさん、お久しぶりです、T.O.Pです!」(T.O.P)そして、SOLは「What’s Up 大阪~! Say Yeah~~!!」と、観客と恒例のラップの掛け合いで5万人と呼吸を合わせ、アグレッシブなナンバー「ガラガラGO!!」へ。ステージを所せましと駆け回る5人。さらに「HANDS UP」で、会場の温度は完全に測定不能となった。
 
そして、ステージにV.Iが黒のタイトなスーツ姿で登場! 昨年発表したアルバム『LET'S TALK ABOUT LOVE』の中から「僕を見つめて [GOTTA TALK TO U]」などを披露。女性ダンサーとの絡みを見せるなど、クール&セクシーなパフォーマンスを展開、ワイルドな男気を見せてくれた。ソロステージ2番手は全身ピンクに彩られたD-LITE。ホーンセクションのファンキーなサウンドを伴って、カヴァーアルバム『D’scover』に収録された「じょいふる」をジャンプしながら、パワフルに熱唱。演奏を途中でブレイクさせ、5万人と一緒に“とぅたいったい~”のコール。D-LITEの様々なバリエーションコールも見事に応える観客に「すごい天才だ、リズム感が半端ない!」と、その後のMCでV.Iも大絶賛するほど、抜群のチームワークをみせた。白のジャケットを羽織ったSOLは、韓国の最新曲「RINGA LINGA」など、情熱的な歌と野性味溢れるダイナミックなパフォーマンスで観客を圧倒しつつも、「あの、僕の新曲聞いてくれましたか? どうですか?」とフレンドリーに接し、気づくと場内は「RINGA LINGA」の大合唱に。5月には、ついに日本ソロデビューを果たす予定のSOL。彼の鋭く柔軟な感性がどう表現されているのか非常に楽しみである。
 
またG-DRAGONは、サングラスと豹柄のファーコートをまとい、昨年ソロドームツアーを成功させた貫録を漂わせながらも、「CRAYON」から全力疾走。ソロデビューアルバム『COUP D’ETAT』の中から「ピタカゲ(CROOKED)」を披露し、観客と一緒に笑顔でジャンプをしながら、カラフルでPOPな世界を表現した。そして、ソロステージラストを飾ったT.O.Pは、ブルーのスーツに、巨大なマイクを背負って、世界を震撼させた「DOOM DADA」等を披露。どっしりとした風格を放ちながらステージをゆっくり練り歩くT.O.P。彼特有の心臓音に限りなく近い低音域をベースに、声色を器用に使い分け、息もつかせぬ高速ラップを展開! 1月後半に公開された映画『同級生』の主演を果たすなど、俳優としても活躍するT.O.Pであるが、彼のそこはかとないアーティスト(クリエーター)魂を感じさせた圧巻のステージであった(それは、T.O.Pに限らず全メンバーに共通していえることであるが)。
 
何より2013年はメンバーのソロ活動が際立ち、アーティストとしてのさらなる進化、新たな側面に衝撃を受けたリスナーも多かったに違いない。まさにそんな5人の1年を物語るように、各自のソロコーナーがさらに濃密なものとなり、今回ライヴの胆となっていたのだった。アジアの代表グループとして君臨するモンスターグループの一員であるだけに、各々が作品をリリースするたびに大きな期待が寄せられ、彼らの中には、その期待を裏切ることはできないというとてつもないプレッシャーもあったことだろう。何より1人の評価は、おのずとBIGBANGの評価にもつながる。BIGBANGのファンに対してはもちろんであるが、何よりメンバーに対して、今自分が表現できる最高値を示したいという強い思いが個々に存在していたからこそ、彼らは待ち望んでいた耳の肥えたリスナーの期待をはるかに超越した作品を産み落とし、それがさらなる自信へと導き、母体であるBIGBANGが以前にも増して強烈な光を解き放ったのだった。
 
また今回のライヴならではの醍醐味といえば、「LA-LA-LA」や「BIGBANG」といったデビュー初期のナンバーがアリーナの客席上をムービングステージ上で披露されたこと。さらにアンコールではトロッコに乗って、これまた懐かしい韓国のナンバー「SUNSET GLOW」も聞かせるなど、8年間のBIGBANGの活動の集大成といえる、まさにベスト盤のような選曲・構成となっていた。もちろん最近のライヴにおいて欠かせないパーティーチューン「FEELING」や「FANTASTIC BABY」など、個性豊かなメンバーを象徴するように、バラエティーに富んだ楽曲たちがさまざまな形で披露され、本編は日本デビュー曲「MY HEVEN」で5万人と笑顔で大合唱の中、幕を閉じた。
 
この日は、アンコールを含め、計31曲を3時間半以上にわたり熱演! なんとツアーファイナルと成人の日のダブルのお祝いということで、V.Iの発案で突如ステージにシャンパンが運ばれ、リーダーのG-DRAGONがシャンパンを開け、「あけおめ、ことよろ、みんな、めっちゃ好きやねんー!」(G-DRAGON)と叫び、乾杯! 「今日が最後だから、僕たちは最高!」と、海外アーティストとして史上初の“6大ドームツアー”を超満員の観客を前に成功裏に終えた喜びをG-DRAGONが表すと、「ドームツアーを始めてからこの瞬間がイメージできませんでした……この気持ちは何だろう~言葉にならない……この気持ちを表現できる単語がないんです」と溢れ出る感情を言葉にできないもどかしさを伝えるSOL。「では、今、世界にはない言葉を作ってください」と無茶振りをするD-LITE。「西武ドームで始まって、ここ大阪まで、毎週毎週コンサートやっていて、長い旅行みたいな感覚でした。終わってしまうと思うと淋しいですけど、正直、また来週もあるような気分です。でも、その気持ちを表現できる単語がない……!」と、ここで終わりかと思いきや、(しばし考えて)できました!」と声を高ぶらせるSOL。4人と5万人の熱い視線がSOLに注がれる中、「僕の気持ちは、ス(Th)ラです」と、巻き舌で発声。4人と5万人は大爆笑の渦に。D-LITEはステージを転がり回って笑い続けたあと、「僕もそんなスラな人生を生きたいです(笑)」と最後の挨拶へ。「最後のライヴをこんなにたくさんのファンのみなさんと一緒に素敵な時間を過ごすことができて嬉しかったです。昨年はソロアルバム『D’scover』を出して、ソロツアーではたくさんいい思い出が作れましたが、今年はBIGBANGとしても、D-LITEとしても『Dlive2』ができるようにもっと一生懸命頑張りますので、みなさん応援よろしくお願いします!」(D-LITE)そして、「みなさんどうでしたか?(手で顔を隠し)あ~帰りたくない!」と駄々っ子のように泣き真似するG-DRAGON。
 
しかし、すぐさまBIGBANGのリーダーの顔に戻り、「今年は昨年よりももっと素敵なことがたくさん待っているので期待してください! 次にみなさんと会えるときには新しいアルバムを持って……頑張ります!」と力強く宣言してくれた。カリスマ性あふれるステージとは一変し、MCで無邪気な表情をのぞかせる5人は、その後、SOLが作った新造語?の“スラ”を嬉しそうに連呼。「やめろ~!放送事故!」と暴走するG-DRAGONにV.Iが駆け寄るなど、笑いを誘う掛け合いもライヴではすっかりおなじみに。また、T.O.Pがカンペをガン見しながら感想を語る場面も今や楽しみの1つ?なのだが、今回は短いながらも「本当に(ライヴが終わってしまうのは)悲しいです。ウーウーウー」とむせび泣くしぐさで素直な想いを吐露。ライヴ中盤には、ムーンウォークや独自のダンスを披露したりと、お茶目な一面を見せ、観客に笑いを振りまいたのだった。そんな相反するギャップが共存しているのもBIBGABNGのライヴの見所であり、アーティストとしての並外れた才能はもちろん、エンターティナーとして、BIGBANGは、各々が観客を魅了することのできる稀なグループなのである(しかも、メンバー全員の日本語レベルが格段と上昇していた!)。さらにドームという巨大な空間を活かした演出を施しながらも、しっかりと彼らはファンとの距離を縮め、さまざまな形で終始コミュニケーションを交わしていた姿も印象的であった。
「BIGBANGは日本でデビューして5年になりますけど、まさかドームツアーができるようになるとは夢にも思いませんでした。この夢のようなステージは、ファンのみなさんが作ってくれたと思います。もともと歌やダンスが好きで集まった5人ですが、音楽だけじゃなく、みなさんに力を与えられるアーティストになるために頑張ろうとみんなで話しています。だから、僕達BIGBANGは、これからもどんなに悲しいこと、辛いことがあっても歌い続けます。ダンスを踊り続けます。みなさんの前に立ちます。だから、みなさんBIGBANGのことを見て、元気になってください!」(V.I)
 
5万人と約束を交わしたあと、「最後だから、そのすべてを思い出に残すために撮影しましょう。BIGBANGからみんなへのプレゼントです」と、V.Iの提案で、観客は携帯を撮り出し、「BAD BOY」(アコースティックバージョン)を歌う5人を撮影。毎回予測のできないサプライズで驚かせるBIGBANGらしいファンへの感謝、『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014』のエンディングであった。
(取材・文:星野彩乃)
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