2022年12月21日(水)『NHK紅白歌合戦』に出演するゲストが発表されました。選ばれた10人のうちの1人が『ハイヒールを履いた僧侶』 として知られるLGBTQ活動家の西村宏堂さん。
西村宏堂さんは僧侶でもあり、世界的なメイクアップアーティストとしても活躍されています。そんな西村宏堂さんですが、実際は男性なのか?それとも女性なのか、ふと気になりました。
そこで今回は、西村宏堂さんはオネエなのか?性別は男・女どっちに分類されるのか。LGBTQのどれにあたるのかを調査していきたいと思います。

大みそかにおこなわれる恒例の『第73回NHK紅白歌合戦』(19:20~23:45)。2022年12月21日(水)に紅白歌合戦のゲスト審査員10人が発表されました。
その中で選ばれたうちの一人が、僧侶・メークアップアーティストでLGBTQ活動家の西村宏堂さん。
SNS上では西村宏堂さんの選出に驚きと喜びの声が溢れ、西村宏堂さんの名前がトレンド入りを果たすほどに!
今年の紅白のゲスト審査員の人選エグい。過去一豪華。村上宗隆、森保監督、芦田愛菜、極め付けは西村宏堂…完全に私得…
— ぽぽぽ (@VnOVqIGkG2owJkz) December 21, 2022
紅白の審査員に、西村宏堂さん出るんだ!! どんなお姿で出演なさるのか楽しみ!!
— もさのかあちゃん (@blognekonome) December 21, 2022
やっぱり今年も見よう紅白。
東京都内の浄土宗のお寺の僧侶をしている西村宏堂さん。ミス・ユニバースやハリウッド女優などのメイクを手掛ける世界的なメイクアップアーティストの顔も持ちます。
LGBTQの当事者でもある西村宏堂さんは、2022年5月アメリカTIME誌の「世界の次世代リーダー」に選ばれました。インスタグラムではフルメイクした袈裟姿での画像を公開。『ハイヒールを履いた僧侶』の異名を持ち、柔らかな語り口で自由な生き方を提唱する声に共感する方が増えています。
西村宏堂さんの活動を紹介したNHK BS1『ハイヒールを履いた僧侶』も大きな反響を呼びました。
2022年NHK紅白歌合戦を担当する林理恵メディア総局長は、今回のゲスト審査員の選出について以下のように話しています。
「各界で活躍していらっしゃる方でそれぞれの視点から紅白歌合戦ご覧いただいて審査に携わっていただけることを私たち本当に光栄に思っていますし、当日は審査員の皆様と紅白歌合戦を楽しみたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3268c
西村宏堂さんの紅白歌合戦・審査員での登場が楽しみですね!ところで西村宏堂さん、メイクに目覚めたのはいつからなのでしょうか?

『ハイヒールを履いた僧侶』として、僧侶でありながらプロのメイクアップアーティストでもある西村宏堂さん。西村宏堂さんはオネエなのでしょうか。いつからメイクに目覚めたのでしょうか?
西村宏堂さんのお名前は『こうどう』さんとお読みします。小さい頃は自分を「こうちゃん」と呼んでいた西村宏堂さん。ディズニープリンセスが大好きで、3歳の頃にはピンクのカチューシャや母親のスカートを履いて遊んでいたそうです。
「こうちゃん、おんなのこよ!」と女の子の格好をして得意気に話していたとか。西村宏堂さんはなんとなくセクシャリティを感じ始めていたといいます。
小学校に入ると「女の子っぽい」と言われ、徐々に『本当の自分』を隠すようになったとのこと。自分が同性愛者だと自覚してからは、周囲にばれるのが怖くてビクビクしながら生きてきたそうです。
セクシャリティを意識して、高校時代には誰にも心を開けなかったという西村宏堂さん。友達の輪に入ることもできず、いつも一人でいたそう。
それにも関わらず、西村宏堂さんは男子生徒たちが「宏堂ってホモだよね?」と噂しているのを耳にしてしまいます。必死で隠したのにバレてしまい、『本当の自分』は隠さなければ!という思いはさらに強まることに。
高校卒業後、居場所を求めた西村宏堂さんはアメリカに留学します。しかし、国を変えても事態は好転せず、日本人としての容姿にコンプレックスを抱いていた西村宏堂さん。
そこで『森理世さん ミス・ユニバース2007 優勝』という西村宏堂さんを変える大きなニュースがもたらされます。世界を舞台に美を競うコンテストで、日本人が優勝できるなんて!!
西村宏堂さんは、日本人の容姿を恥ずかしがっていた自分の間違った考えに気付きました。それから少しずつ『本当の自分』と向き合いはじめた西村宏堂さん。
ボストンの教会でおこなわれていたゲイのコミュニティーにも参加。リアルゲイの友達に出会え、仲の良い日本の友だちにも『本当の自分』をカミングアウトできるようになったそうです。
森理世さんが薦めるメイク道具にも興味を持った西村宏堂さんは、自分をメイクアップし始めるようにもなりました。
同じ頃、日本からの留学生が勉強や人間関係で悩んでいたとのこと。西村宏堂さんはメイクアップで彼女が元気になれば…と考えました。結果、彼女は大変身!
このことは西村宏堂さんの人生を左右させる転機にもなりました。
『おもしろいことに彼女の自信はメイクを落としても消えませんでした。
それで私は、悩みや無力感を抱いている人が希望や可能性を見いだせるように、メイクでお手伝いしたいと思ったのです』
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0029/topic077.html
プロとしてメイクを学ぼうと考えた西村宏堂さん。20歳でニューヨークの美術大学に通いながら、著名なメイクアップアーティストのアシスタントとして働き始めました。美術大学では、LGBTQである学生や先生たちがセクシュアリティについてもオープンに本音を語る環境があったそう。
西村宏堂さんは『本当の自分』を隠さずに生きていいことに気付き、笑顔も多くなったと話します。自分を受け入れることの難しさを乗り越えた西村宏堂さん。西村宏堂さんの言葉は、経験に基づいた芯のある言葉で多くの人の心に響きます。
それは自身がたくさんの辛い経験をしたからこそ、多くの人の悩みに心から寄り添ってくれるからなのではないでしょうか。
最後に、西村宏堂さんの性別について調査していきましょう。

LGBTQを公言している西村宏堂さん。西村宏堂さんは男性なのでしょうか?それとも女性に分類されるのでしょうか?
「私は男でも女でもあるし、男でも女でもない」と語る西村宏堂さん。
また「性別は男性ですが、思いは男性でも女性でもいい」とのこと。同性愛者であると話してはいますが、セクシュアリティは明言していません。
近年LGBTそのものも、『LGBT』の枠にはおさまりきらない趣味嗜好があるということで『Q』が加えられました。さらに『LGBTQ』でも表現しきれないセクシュアリティも存在します。
西村宏堂さんは「私の人生なんだから、私が納得する生き方を選んでいくの。性別だって、私が決める」と話します。その言葉通り、男女に分類することがそもそもナンセンスなのかもしれません。
仏教の『阿弥陀経』の経典に「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」という一節があるそうです。青い蓮の花は青く光り、黄色の蓮の花は黄色く光り、赤い蓮の花は赤く光り、白い蓮の花は白く光る。
それぞれの花はそれぞれの色に輝いていて素晴らしいという意味だとか。大ヒットしたSMAPの『世界に一つだけの花』の歌詞みたいですよね!
(『世界に一つだけの花』は仏教の『天上天下唯我独尊』の教えが元になっているそうですが…)
西村宏堂さんは以下のように話します。
私の体は私のものだし、私の心も私のもの。
本来、誰かに「男だ、女だ」と定義されるべきものではないと私は思ってるの。
https://president.jp/articles/-/46152?page=4
また、西村宏堂さんは自分だけではなく、他の人とコミュニケーションをとる時にも注意していることがあるとのこと。
自分が人からどう扱われたいかはその人にとって大切なことだと思うから、私は誰かと接するとき、相手を男でも女でもLGBTQでもなく、一人の人間として目の前のその人を見ようって、自分と約束しています。
https://president.jp/articles/-/46152?page=4
男性性・女性性に悩んだ西村宏堂さんだからこそ出てくる、重みのある言葉ですよね。一人の人間として目の前の人と接する。男女の色眼鏡なく、そんな風に目の前の人と接していけたらと思います。
西村宏堂さんはオネエなのか?性別は男なのか?女なのか?LGBTQのどれかを調査してきました。
・西村宏堂さんは同性愛者であると公言しています。
・セクシュアリティがLGBTQのどれに当たるのかは明言していません。
大みそかの『NHK紅白歌合戦』
西村宏堂さんのファッションや発言に注目したいと思います。
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